適当刊・伴幸一郎の一本勝負

日刊でも、週刊でも、月刊でもありません。「適当刊」です。気が向いた時に書きます。

初見殺しの道路

先日、タクシーに乗りました。その道中のドライバーさんとの会話です。
D「麻生の五叉路は苦手です」
私「あっ、住んでいる私もです(笑)」
西5丁目線からの右折は苦手ですが、走れと言われれば走れます。そこで、難解な道路について記憶を探ってみました。以前にもご紹介したことがあるかと思いますがご覧頂ければと思います。



大多数が思うだろう日本で最も難解な道路は、東京都江戸川区の「菅原橋交差点」。なんと2桁・11叉路。
ちなみにマップはこちら https://goo.gl/maps/v5GCLHgBUm22

千葉街道(国道14号)と鹿骨(ししぼね)街道が交わり、その合間に7本の道路が接続する。初見殺しの道路ではあるが、付近の交番の警察官曰く「環七や京葉道路などの大きな道に出られる道が多い為か、道を聞かれる事はあまりない...」だそう。通常の導線で小道に入る事はないので、普通に運転する人なら走れるだろう。


記憶にあるかぎりでは、東京都大田区の「七辻交差点」もなかなか。京急蒲田と雑色の間くらいでしょうか。
マップはこちら https://goo.gl/maps/NZes6qwFCiK2

7本の道路が交差するので七辻。地名ではない様です(住所は、大田区東六郷1丁目)。1916年から実施された耕地整理で出来たとか。
作りの割に交通量は比較的多いですが、「信号機」がありません。ですが資料を見る限り、大きな事故は発生していない様です。信号機がない代わりに「日本一ゆずり合いモデル交差点」の看板があります。ここに限らず、車に乗るとき・道を歩くときはゆずり合いの精神を持っていたいものです。


東京と言えば首都高速。そう「箱崎JCT」。 https://goo.gl/maps/rnermVB1s1R2

マップを見るだけで軽く目眩がします。江戸橋と両国の間にあり、6号向島線・7号小松川線・9号深川線の車両が一極集中する渋滞の名所(笑)。構造は難解。「箱崎を制する者は、首都高を制す」と言う人もいる。箱崎JCT内に箱崎ロータリーがあり、有効利用するとUターンなんて秘技(?)も使えたりします。ただし、私も説明できるほど箱崎を通った事はありません!
また箱崎JCT内には箱崎PAもあります。トイレと自販機しかなく、20台程度しか駐車場はありませんが。
まあ、道産子からすると首都高そのものが難解な気もしますが。合流は短いし、右からの合流もあるし、トンネルとカーブばっかだし。


最後に北海道が誇る旭川・常盤ロータリーを紹介したいと思います
マップは https://goo.gl/maps/K2588z3hBxK2

国道40号を中心に6本の道路が接続する、環状交差点です。「魔のロータリー」とも言われているとか...
ローカルルールが満載です。未だに理解できません(笑)
記憶にある限りの優先順位は、昭和通り(国道40号)からの進入→ロータリー内の車両だったはずです。もし詳しい旭川民がいらっしゃいましたら教えて下さい。
ロータリーの出入口には信号機が設置されています。入るときには停止線があるので信号に従わなければなりませんが、出るときは停止線はありません。出る時は赤信号で進入してもOKです。ただし歩行者もおりますので、横断中の場合は歩行者優先ですので停まりましょう。


思いつく範囲で難解な道路をご紹介しました。これぞどうだ!と言う道路・交差点がありましたら是非教えて下さい。