適当刊・伴幸一郎の一本勝負

日刊でも、週刊でも、月刊でもありません。「適当刊」です。気が向いた時に書きます。

ネットと金融の融合

少し前に前書きした記事ですが、よければご覧ください。

皆さんも預金(貯金は郵便局)や送金、給与・年金の受取等で利用する事があるだろう「銀行」。

LINE、銀行業参入へ=みずほFGと共同、2020年開業
https://news.goo.ne.jp/article/jiji/business/jiji-181127X334

無料通信アプリ大手のLINE(ライン)が、みずほFGと共同で銀行業へ参入すると発表した。2020年の開業を目標とし、金融とITの融合である「フィンテック」分野の強化が狙い。拡大するとみられる、キャッシュレス決裁の拡大・強化を見据えた金融サービスの展開を検討している。名称は「LINEバンク(仮称)」。

時は2000年、ジャパンネット銀行が開業した。実店舗を持たずに、取引は基本インターネット経由。今では当たり前になった(?)環境であるが、当時の大人達(当時、私は10歳くらい)はどう思ったのだろうか。
従来の都市銀行地方銀行等にはない業務をする銀行で同行開業以降の銀行をを「新たな形態の銀行」と金融庁は呼んでいる。

翌2001年、流通業界最大手の7&i HDのイトーヨーカ堂セブン-イレブンが主体となり「アイワイバンク銀行(現・セブン銀行)」が開業した。主な収益源は、7&iのグループ各拠点に設置したATMにより、提携先金融機関や利用者から得られる利用手数料であったが、個人向けのローンやデビットサービス、海外への送金サービス等へ事業を拡大している。現在では郵便局に次ぐ24,392台(2018年3月末時点)のATM拠点がある。

この2行(セブン銀は当社と呼ぶが)が走りとなり、インターネット専業銀行が7行、流通系銀行が3行まで拡大した(2018年10月現在)。

私が個人的に感じているメリットは「通帳」がないこと。男性であればわかって頂けると思うが、基本的に財布は薄く、出来れば鞄の類は持ちたくない。なので通帳を普段から持ち歩く事はしない。そもそも基本的な取引はカードで完了する。ただ、ある程度取引を行うと「記帳してください」や「未記帳行がx行あります」等と出る。出る度に面倒と思う。
別にネットで取引履歴は見れるし、確定申告の都合があるので定期的にPDFを保存しておけば困る事はない。近年では通常形態の銀行でも通帳を廃止(ブックレス化)出来る口座もある。積極的に利用するのは通帳レスの口座である。
あとはやはりスマートフォンで取引が可能で、場所や時間を問わず確認・決済が可能な事。スマホが普及する前はガラケーでも取引が可能であり、当時から利用していた。15歳から仕事して、実家を出ていたので何かとAmazon等を利用する機会があったが、クレジットカードは18歳以上でないと作れない。なので楽天銀行のVISAデビットカードを利用していた。利便性もしかりだが、毎月(確か)0.5%のキャッシュバックは大きかった。
出始めのEdyも利用していた(当時の稚内ではツルハドラックさんしか使えなかったが)。そう考えると私はユーザーとしてキャッシュレスの走りだったかもしれない。ぶっちゃけEdyは普及すると思ってました。

本音を言うと預金はリスク分散の観点があるので別として、決済口座は1〜2口座にまとめたい。ただ自行内の振込手数料が安い(又は無料)等を勘案するととりあえず口座は持っておこうとなる。どうせなら口座維持手数料(年1〜1.5万)でも取って、各種の手数料を安くして頂けれると嬉しいのだがと思っている。そうすれば休眠口座対策にもなるだろう。



余談ではあるが、新たな形態の銀行は制度が変更になっていなければ国家公務員の給与の受取口座として設定のと確定申告の国税還付の入金先口座には出来ない。還付の入金先になれば便利なのだが...。