適当刊・伴幸一郎の一本勝負

日刊でも、週刊でも、月刊でもありません。「適当刊」です。気が向いた時に書きます。

長与千種さん。あなたを尊敬します。

長与千種「訴える気持ち全くない、お互い勉強した」(日刊スポーツ-gooニュース)
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangeinou/sports/f-et-tp0-181120-7610.html

女子プロレスラー長与千種(53)が20日、北海道・札幌市内で夫婦げんかを仲裁しようとして暴行被害を受けた騒動について、「訴える気持ちも全くない」とコメントした。


きっと中途半端に武道・格闘技の心得がある奴が仲裁していたらきっと殴り合いに発展したんだろうな・・・と思った(えっ?そりゃ私にも若い頃がありましたよw)。
それともこの男もその類の心得があったのだろうか?だとしたら、他人様に手を上げるなど言語道断ですが。

まあこれは私見だが、そもそも女性相手に手を上げる奴は私は嫌いです(いくら手を上げないとは言え刃物を持たれたら流石に逃げますが...)。何度か女性に殴れらた事ありますが、殴った事はありません(当たり前です。ある方が問題です)。
私も剣道を22年(若干のブランクあり)、柔道を10年程やっている。柔道は自衛隊に入隊した時に始めた。その時の体育教官に「自衛隊専守防衛だが、武道も一緒だ。間違っても試合以外で他人様に技を掛けるなんて事するなよ!」とキツく言われたものだ。長与さんも女子プロレス団体「Marvelous」の代表を務める方。若手のレスラーには「リング以外で人には手を出していけない」と教えていたとの事なので、本人もそれを守ったのだろう。それに彼女は現役時代ベビーフェイス=ヒーロー役だ。本人も「ずっと悪役でやってこなかった。ヒーローでやってきたので」と言っている。本件でもそれを体現している(きっとヒール役のレスラーでも同じことをするとは思うが)。


「長与さんから手を出さざるを得ないと判断していたらどうなっていたか?」と質問したマヌケなワイドショーのMCかコメンテーターがいたようだが...。その質問に「反撃として金的、膝蹴り、肘打ちで相手を秒殺していた」と回答したらしいが、きっとそれはメディア受けを考えたものだろうと思うし思いたい。凶器でも持ってない限りそんな事はしないだろう。万が一反撃しようもんなら過剰防衛でこっちが訴えられてしまう。

しかしこの喧嘩をしていた夫婦が何故に喧嘩をし、その様な状況になったかは知り得ぬ所である(薄々、想像がつかない事もないが)。一夜の間違いである事を願うばかりだ。ただ、相手が相手だけに反撃をされたらきっと無事では済まないだろうな...と思う。この男も27歳にもなってバカな事をしたもんだ。まあ私と差して年齢は変わらないので「クラッシュギャルズ」など知らないと言えば知らないか。

そして「大丈夫、大丈夫。これは夫婦げんかだから」と男が言いながら女性に乗っている状態は、日本ではどう見ても大丈夫じゃありません(これは一般論)。まあ逆なら...とは思いますが(そんな光景をどこかで見たような...なんか実家の景色が...)。
それと「俺の女だからどうしたっていいだろ」と言う男は嫌いです。特に「俺の女」って表現。いい歳して何言ってんだ?奥さんでも彼女でもお前の女ではない。一人の人間だ!